2025年06月12日 (木)
6月に入って本格的な「梅雨入り」シーズンが全国各地で発表されています(沖縄県はもう明けましたが)。これから一年で一番嫌な時期を迎えます。気温の方はまだそれほどでは有りませんが、何といっても「湿度の高い」天気が一ヶ月以上は続きます。本当にうっとうしい季節です。体調の方も乱れやすいだけにどうぞお気を付けください。
さて、6月と言えば競輪界は高松宮記念杯で毎年恒例となっております。過去は大津びわこ競輪場500バンクで行われていましたが、現在は同じ近畿の「岸和田競輪場」での開催がすっかり定番となっています。この400バンクで6日間の長丁場(ガールズ戦は前半3日間)の開催で、番組のシステムは東日本と西日本に分かれての戦いで、例年通り東西対戦は決勝戦まで行われないため、決勝戦は確実に東西ほぼ半分ずつになります。ではガールズ戦はというと、世界選手権出場の兼ね合いで日本の競輪レース出場は少ないもののやはり主役は「佐藤水菜」、今年も安定感では抜群「梅川風子」、調子を取り戻す「児玉碧衣」あたりのV争いでしょう。個人的なお奨めは、元高知所属だった「山原さくら」、地元近畿福井所属の「柳原真緒」、上昇株「仲澤春香」あたりでしょうか?男子はやはりSS班が優勝候補で、安定感なら地元「古性優作」です。「脇本雄太」とのゴールデンタッグは勿論自在に動ける場面も十分に考えられるだけに中心となるでしょう。安定感と言えば「郡司浩平」も見逃せません。「深谷知広」「松井宏佑」「岩本俊介」とのラインの厚みは勿論、いざとなったら判断力の良さで自在に攻めて今年GⅠ二回目の制覇も可能と思われます。関東「眞杉匠」「吉田拓矢」も近況は俊敏自在に構える競走が目立って来ましたから要注意と言うか単穴候補です。近況気配良好は「新山響平」の活発的な立ち回りも頭狙いの一人でしょうか?個人的には動きの光る「浅井康太」や「寺崎浩平」に「村田雅一」「松本貴治」と言った西日本の選手を推薦します。岸和田競輪場の特徴は比較的機動力タイプが残りやすいと言うデータが残っていますので、ご参考までにどうぞ。
最後に競輪界に衝撃の走った「平原康多」氏の引退に伴って、7月1日からは新しく「松浦悠士」のSS班復帰選出となったのは明るい材料ですね。