くっさんの切磋琢磨 ~高知競輪アナウンサーブログ~

2021年05月10日 (月)

復活・浅井

 「新型コロナウイルス」の影響で昨年は中止となってしまった「GⅠ・日本選手権競輪(通称ダービー)」。今年は京王閣競輪場で開催されましたが、残念ながら今回本場では無観客での実施となりました。久しぶりに9名のメンバーで走るレースとなりましたが、やはり迫力差が全然違いますね!僕も含めた中年のおじさん達は一番合ってる様な気がします。S級最上位の選手が出場するレースは正に迫力満点で、車券が外れても納得出来る競走内容が多く感じ取れました。GⅠのビッグレースは準決勝戦が一番面白いとよく言われますが、今回は決勝戦が一番の好内容の印象でした。レースは中国ゴールデンコンビ清水裕友、松浦悠士の先制を勝負どころ上手く3番手の位置をキープした郡司浩平に、マークの佐藤慎太郎のSS班4人で最終ホームを通過で流れを作り、優勝はこの中の誰かと言う感じでした。地元関東は準決同様に真杉匠目標の平原康多、武藤龍生にも期待が集まりましたが不発。単騎の松岡健介も下がって見せ場なし。同じく単騎選択の浅井康太も立て直し直線伸びが光りましたが届かずでした。結果は松浦の優勝でしたが、ゴール前佐藤が内からの猛襲に外から攻めた郡司の3人の争いは肉眼では全く判断がつかない状態でした。結果2着の「郡司」は本人のコメントで「外から伸びたけど良くて同着かな」。また、3着の「佐藤」は「ゴール前の接触が効いたハンドル投げをしたら届いたかも?」と惜しい談話でした。優勝した松浦は、今回は未勝利での決勝進出で、最後に勝負強さを見せました。これで賞金獲得トップとなりグランプリ出場も決まりました。おめでとうございます。最後にまだまだ今年ビッグレースは残っていますが、最近調子をあげている好調な「S級1班 浅井」に今後は注目したいところですね。先行は少なくなりましたがタテ・ヨコ自在に動く戦法は健在で、その素晴らしい判断力は超一流。今年はまだFⅠ戦2本の優勝しかありませんが、競走得点も115点越えを持っているだけに必ずや結果を残す男だと確信しております。GⅠタイトル奪取を目指す浅井を追って見ては如何でしょうか。