くっさんの切磋琢磨 ~高知競輪アナウンサーブログ~

2020年07月06日 (月)

ガンバレさくら!!

 梅雨真っ只中に入っている日本列島。ここ数年来「集中豪雨」に見舞われる傾向に有りますが、つい先日も九州熊本、鹿児島、宮崎などで川の氾濫や山崩れ等で大きな被害が続出している現状は何と解釈していいのか目を覆うばかりです。
 加えてまだ完全に終息の見えない「新型コロナウイルス」東京都に関しては、毎日100名以上の感染者が出ている現状は依然油断が出来ない状況です。まだまだ外出は控えた方がよさそうですね。
 さて我が競輪界は徐々にではありますが競輪場に入場が出来る状態が増えてきました。しかしご存知のように7月から9月までの予定で7車立ての9レース制で開催が実施となりました。
 先日に終了したばかりの小松島記念(GⅢ)を拝見しましたが小松島本場は無観客。中・四国、九州地区だけの斡旋も地元徳島軍団が4名が決勝戦に進出し、当然結束を見せて島川将貴選手の番手太田竜馬選手の仕掛けに付けた原田研太朗選手が地元記念では初優勝を飾り、太田とワン・ツーで小倉竜二選手が3着で見事地元上位独占を決めました。河端朋之選手を目標の清水裕友選手、松浦悠士選手の最強コンビは叩けず完敗となり、何か外国人のレースを見ている様な感じでした。
 今までは「ブロック7」が1レースだけGⅢ戦では有りましたが、全レースとなるとやはり動ける選手が有利中止となり、マーク一本の戦法の選手は不利な印象があります。二ヶ月間ですがデビュー間もない新人達が上位戦での活躍が目立つようなレースが増えてくるかも知れません。年々レベルアップしているだけに魅力は有りますがやはり競輪は9人で走るのが一番良いですね。
 さて高知競輪は先月からミッドナイト競輪が続いており、先月の28日に終了した「ガールズ戦」地元の山原さくら選手が決勝2着の成績を残しました。初日・二日目は自在に立ち回って連勝で勝ち上がり、期待されましたが本命の梅川風子選手を捕える事は成らず準優勝の成績でした。
 彼女は昨年の11月頃に大きな病気をして長期にわたって休んでおり、実践に復帰したのは今年の5月で勝ち星はまだこれで3勝です。走ったのを見る限りは復調のキザシは十分です。今年初優勝も時間の問題かも知れません。来月8月にも17日~19日のレースに参加予定ですのでお客様の前でその力強い脚力を見せてくれるでしょう。 「ガンバレさくら!!」