くっさんの切磋琢磨 ~高知競輪アナウンサーブログ~

2022年01月26日 (水)

春近し?

 早いものでもう1月が終わりを告げようとしております。今月は全国で記念競輪開催が5回ありますが、その最後が27日(木)~30日(日)まで開催の「高松記念・玉藻杯争覇戦」レースです。今年最初の四国でのGⅢ戦で、豪華なメンバーが出場予定です。SS班ですが現時点で守澤太志選手(以下敬称略)が欠場となり、代わってSS班の佐藤慎太郎が追加斡旋、松浦悠士、古性優作、宿口陽一の合計4名が出走予定となっております、SS班は優勝を争う存在となっていますが、勿論他の選手も優勝を狙える実力者が目白押しで激しい攻防が予測されます。
 中心は昨年「グランプリ」を鮮やかな捲りで制した古性優作が筆頭でしょうか。和歌山記念は準決勝自力の1勝と物足らない結果でしたが、決勝進出して今回はグランプリレーサーの真価発揮といきたいところです。勿論実績なら松浦悠士。昨年秋口から少し勢いが止まる印象でしたが、年末地元広島記念では完全優勝を達成。大一番は良い所が無かったですが、彼も和歌山記念準決勝で豪快な捲りで1勝など実績なら随一の存在です。宿口陽一が近況活発的な動きを見せているだけに彼が頭なら意外と好配当にはなるでしょうから狙ってみる価値はありそうです。今月は早くも3本目出走の佐藤慎太郎、和歌山・豊橋の両記念で2勝を含むオール3連対で成績ならこの男で上位入着間違いないでしょう。
 他にも好調な北津留翼、中川誠一郎の九州の破壊力両者や鈴木裕、松谷秀幸の南関東の自在タイプに上昇株の真杉匠、菅田壱道の動ける東軍に山田諒、山田久徳、村田雅一の中部、近畿勢も高い競走得点を持っています。
 勿論地元四国勢にも注目です。その代表は地元香川の香川雄介。近年は徳島、愛媛に水を開けられていますが、今回は新鋭、石原颯・上野雅彦の同郷のキップの良い選手が居るだけにチャンスで追加の小川真太郎と展開を上手く活かしたい所です。同じ事は池田憲昭、福島武士にも言えるかもしれません。今年になって感染がまたしても拡大して全国的に増加傾向が続いています。現時点ではまだ分かりませんが、生のレースを現地で観戦したいものです。
 春が近い温暖地讃岐路での激闘に期待しましょう。