くっさんの切磋琢磨 ~高知競輪アナウンサーブログ~

2016年01月09日 (土)

飛躍の年

新しい年が明けて早くも一週間以上が経ちましたが、今年も「くっさんの切磋琢磨」を宜しくお願い致します。 さて昨年末に書きました「グランプリ予想」ですが、推奨した選手浅井、新田、平原のBOX車券を推奨したら見事に的中しました。僕の予想を信じてくれた方々はある程度はプラスになって新年を迎えられたと思います。今年も高い的中率を目指して頑張りますのでご期待下さい。昨年グランプリのレースを見ていて栄冠を勝ち取ったのは「浅井康太」選手ですが、全体的に見て今年はズバリ「平原康多」選手の年になりそうな気がします。とにかく彼の競走は「武田豊樹」選手と同じくどんな相手でも対応出来る戦法を持っているからです。レースに対する組み立てと力強い動きは正に輪界の頂点に立つ男にふさわしいと思われます。グランプリ、年頭の立川記念と何れも結果は3着でしたが中身の濃い内容でした。でもあえてやめて貰いたい事が一つだけあります。それはゴール前での斜行する癖が気になって仕方ありません。下手をすれば重大事故に結び付く可能性がありますので・・・・ さて、1月7日に終了した立川記念で遂に四国・徳島98期生の「原田研太朗」選手が記念初優勝を達成しました。今回は追加での出走となりましたが、初日から三日間積極的に先行して良い動きを見せました。決勝戦こそ捲くりで栄冠を掴みましたが、今回は中身の濃い内容が目立ちました。昨年は既に日本選手権(ダービー)GⅠや共同通信社杯GⅡ、サマーナイトフェスティバルGⅡで決勝戦進出の経験もしており、今年はさらなる「飛躍の年」が期待されます。いきなりの強豪相手のGⅢ初制覇を決めたのは立派の一言で、今年は彼にとっては正に勝負の年となりそうな雰囲気です。あと2~3個の記念制覇と、GⅠ戦でも半分ぐらいは決勝戦に駒を進めて今年は「グランプリ初出場の権利」を勝ち取って欲しいものです。まだ25歳の年齢を考えれば決して無理な要求では無いと思います。しばらく低迷が続いた四国地区の選手達もこれからは原田選手を先頭に好成績を収めて、他の四国の選手たちの有利な状況を作って下さい。さて原田選手はこの後12日~15日の名古屋FⅠを経て1月30日~2月2日には高松記念に出走が予定されています。ここで良い成績を残して今年最初のGⅠ「久留米・全日本選抜」で好結果が出るか注目しましょう。