くっさんの切磋琢磨 ~高知競輪アナウンサーブログ~

2017年08月29日 (火)

今度は愛媛

 季節はまもなく9月を迎えようとしていますが、まだまだ日中は30度を越す日々が続いて居ります。予報では9月一杯残暑が続きそうだと言っておりましたので、まだ暑さ対策が必要かもしれませんね。
 現在、高知競輪場でのレースは11月まで休催中で場外車券の発売をおこなっております。皆様にはご迷惑をかけますが宜しくお願いいたします。
 さて、近年の競輪界は107期旋風、吉田拓矢(茨城)、新山響平(青森)鈴木竜士(茨城)などの活躍が光りますが、昨年デビューの109期もなかなか上位相手でも活躍する選手も増えてきました。特に太田竜馬(徳島)が7月地元記念決勝でも人気に推されるまでに成長してGⅠ戦出場の常連になってきている状況なだけに久しく低迷した四国にとっては明るい材料となって来ましたのは嬉しい限りです。同期、同県の島川雅貴(徳島)や竹内翼(広島)も既にS級で活躍しているだけに楽しみです。
 そんな中、今年7月デビューの111期生は「今度は愛媛」で活躍が目立っております。愛媛県には4人新人選手いますが、その中の3人が素晴らしい成績を残していますので今回ご紹介をさしていただきます。
 まずは「今野 大輔(こんの だいすけ)選手」です。現在23歳ロードレースで活躍し、素晴らしいダッシュ力には定評があり、7月末の高知FⅡ戦では連日後続を引き離す圧勝劇を見せて完全優勝。その後8月初旬の松阪で9連勝しA2班特別昇班を決め、緒戦の小松島FⅡ戦も先行と捲りを使い分け優勝。目下12連勝と大活躍でこのままストレートでS級まで登り詰めそうな予感。是非トライして下さい。
 二人目は「松本 貴治(まつもと たかはる)選手」です。彼も23歳で競輪学校ではゴールデンキャップを獲得するなど素質は一級品。惜しくも7月末の大垣戦で同県、同期生の「吉田 智哉(よしだ ともや)選手」に差されて2着でしたが、徹底先行を貫くタイプだけに彼も上位戦での活躍は必至だと思われます。
 最後は「門田 凌(かどた りょう)選手」。彼も23歳で高校時代はインターハイのケイリンで活躍し、デビュー以来無傷の9連勝で特別昇班を決め先日A級緒戦の小倉ナイター戦決勝戦は逃げて3着と連勝記録は途切れましたが大活躍です。先日仕事で高松に行った時師匠でも有る橋本強(S1班)から「今年は愛媛の新人のレベルが高く僕も良い練習になっています、最近好調なのはこれかな?成績が物語っています」と明るいご返事を頂きました。これからの愛媛の新人は全員注目です。
 そして頑張れ高知の新人達も優勝を目指して下さい。