くっさんの切磋琢磨 ~高知競輪アナウンサーブログ~

2023年07月12日 (水)

GⅠ犬伏

    全国的に梅雨明けが近くなってきた日本列島。
風物のセミの声も段々と多くなってきました。これからは本格的に夏の到来を告げようとしております。でも今年も福岡、大分、山口、島根など日本海側で最近「線状降水帯」と言われる大雨が降り毎年のように水害などの被害が多発しております。この場を借りてお見舞い申し上げます。我が高知県では、雨は結構降りましたが幸いなことに被害も無く、生活にも支障の影響も有りませんでした。しかしこればかりはいつ起こるか分かりませんので油断は出来ませんね。
    そんな中、徳島県小松島競輪場で「開設73周年記念・阿波おどり杯争覇戦」が7月9日に無事終了致しました。今四国では、いや全国でも一番レベルの高いと言われる徳島の選手達が予想通りの活躍を見せ、決勝戦に3名勝ち上がり、優勝を目指しましたが残念ながら優勝とはなりませんでした。
    レースは徳島勢、犬伏湧也がやや強引に主導権を握り返し、小倉竜二と久米良の追走を、単騎だった新山響平が鋭く捲り、坂本貴史を捌いたこれも単騎の松浦悠士がここ追走から交わし、迫ってきた郡司浩平をタイヤ差振り切り今年2度目のGグレード優勝を飾りました。終わってみれば今回出場のSS班3人の上位独占という結果でした。でもレース内容はビッグレースの決勝戦と変わらない迫力ある良い闘いでしたね。結果は敗れましたが「犬伏湧也」の「GⅠタイトル」は近いのかも知れません。