くっさんの切磋琢磨 ~高知競輪アナウンサーブログ~

2017年05月30日 (火)

振り返って

 5月に行われた高知競輪は3節連続で「ミッドナイト」レースが開催されました。ご存知の様に「ネット投票」のみで(4月からは通常の電話投票も可能)実施されており各地で順調に売上を伸ばしております。
 レースは基本的に7車立でA級1、2班戦とA級チャレンジ・A級ガールズの2種類に分かれております最近はかなりレベルがアップしてきて、なかなか本命の人気サイドで決まらなくなってきました。今月の開催でも3連単1万円以上の配当金がポンポン飛び出す傾向が多く見られ、CS中継で僕も予想をさせていただいておりますが、以前から比べても的中率が下がっております。この場を借りてお詫び申し上げます。さて今回は3開催行われましたレースを「振り返って」みたいと思いますます。
 1日~3日はガールズ戦は人気の神奈川「尾崎睦(おざき むつみ)」が下馬評通りバックから鮮やかに捲って見事な3連勝達成。チャレンジ戦は前回も明記した地元「水木裕聡(みずき ひろあき)」がそれぞれ優勝でした。
 16日~18日は岡山「片岡迪之(かたおか ゆうし)」が捲り追い込んで優勝を飾り、25日~27日は愛媛「佐々木豪(ささき ごう)」が名前の通り豪快に捲ってA級1、班戦での優勝となりました。結果的にみますと優勝した選手はほとんど自力型が勝利を収めています。その理由としては高知の500バンクは直線が短い事と3周競走で仕掛け所が難しい部分に有ると思われます。最近思うのは結構遅めの仕掛けとか先行しての2コーナー辺りからの踏み出しで粘り込むシーンが増えてきたように感じ取ります。この辺りを考慮して狙い目の参考にして頂けたらと思います。
 さて、5月の開催で嬉しい事が有りました3月後半の開催から地元の選手が連続して決勝戦進出を決めている事です。これはある意味地元戦は何割増しに該当する良い事だと感じますのでこの記録がいつまでも続く様に願っております。6月の開催もミッドナイトとFⅠ戦が2開催、モーニングレース1開催と結構集中しており昼間は3開催実施されます本場へのご来場も心よりお待ち申し上げております。