くっさんの切磋琢磨 ~高知競輪アナウンサーブログ~

2021年02月26日 (金)

春近し

 今年最初のGⅠレース「第36回・全日本選抜競輪」が20日~23日の日程で川崎競輪場にて無事開催が終了いたしました。全盛期の頃は本場開催の入場者が連日3万人近く入場して場内は常に満員御礼の状況だったそうです。僕自身も一度だけ見に行った事がありますが(20年ぐらい前かな?)それでも通常開催で2万人ぐらいは居たと思います。でも川崎競輪本場の入場は「新型コロナウイルス」の影響で無観客での実施となり、非常に残念な事でした。近い内に川崎でGⅠレースも再度出来る事があると良いですね。そんな全日本選抜競輪ですが、決勝戦は地元バンクの「郡司浩平・神奈川・99期」の優勝で幕を閉じました。よく地元戦は何割増しと言われますが、今年静岡に移籍した「深谷知広」と今回は3度の連携。初日特選は惜しくも2着でしたが、2日目のスタールビー賞はバック捲りで快勝、3日目準決勝は今回初めての自力勝負の形となり2着で決勝進出、そして迎えた決勝戦も、南関東での絆の勝利となり、昨年の小倉競輪祭に次いでのGⅠ連覇も記録しました。現在の競輪は、自在に動けるタイプや単独で動ける選手は狙い頃です。これは上位選手だけでなく、A級でも通用しそうな時代になってきましたから、これからは波乱と思われるレースでは参考にしてみたら如何でしょうか!?
 さて長かった冬も間もなく「春近し」の時期となってきました。先日、今年4月以降の全国の開催日程が発表されました。いつもは4月に行われる高知記念競輪は何故か7月の末の開催となっております。7月と言えばお隣の徳島、小松島競輪が改築工事を終えて7月始めに記念がありまして、四国は二ヵ所でのGⅢです。コロナが終息すればたくさんのお客様が来場してくれるものと期待しています。それにしても南国土佐の7月~8月はアツいなあ!!