くっさんの切磋琢磨 ~高知競輪アナウンサーブログ~

2016年11月13日 (日)

将来が楽しみです

先日、11月8日に徳島県の小松島競輪場で「第43回四国地区プロ自転車競技大会」が行われ、個人的に見たくて現地へ行ってまいりました。当日は、あいにくの雨模様での実施でしたが、今大会は109期生の新人6名を含め四国の競輪界の将来が期待される選手が多数参加をしておりました。 さて、早速その結果報告をお伝えする事に致します。まずは「スプリント」からですが、午前中の雨の影響で予選のみのタイムでの結果で、「太田竜馬(おおた りゅうま)・徳島」が半周上がりタイム10、84で1位となり、この大会3連覇を狙った「原誠宏(はら ともひろ)・香川」は11、145で2位「阿竹智史(あたけ さとし)・徳島」が11,173で3位の結果でした。 次に、4kmチームパーシュートは4名の各県の選手が走り、その3人目がゴールに入ってのタイムを競う競技で、香川チームの「福島栄一(ふくしま えいいち)、眞鍋伸也(まなべ しんや)、網谷竜次(あみたに りゅうじ)、近藤誠二(こんどう せいじ)」が4分44秒15のタイムで制覇しました。 1kmタイムトライアルは、「藤岡隆治(ふじおか りゅうじ)・徳島」が1分7秒754で優勝、「大西祐(おおにし ゆう)・香川」が1分8秒352で2位、「島川将貴(しまかわ まさき)・徳島」が1分8秒57で3位でした。 そして、持続力が要求される4km個人パーシュートは、横内裕人(よこうち ひろと)・愛媛」が4分58秒79で1位、「篠原龍馬(しのはら りゅうま)・高知」は5分6秒32で2位、「蓮井祐輝(はすい ゆうき)・香川」は5分6秒68で惜しくも3位でした。 次に、チームスプリント決勝で、この競技は3名の選手が1周ずつハイスピードで走り、最後の走者がゴールしてのタイムを争う競技で、香川チーム「池田憲昭(いけだ のりあき)、福島武士(ふくしま たけし)、戸田康平(とだ こうへい)」が1分17秒16で制覇しました。 そして、最後はケイリンで各県2名ずつの8車立てで行われたレースは、愛媛渡部哲男(わたなべ てつお)、橋本強(はしもと つよし)が先に動きましたが、それを香川の香川雄介(かがわ ゆうすけ)、森安崇之(もりやす たかゆき)で叩き、それを徳島の原田研太朗(はらだ けんたろう)が捲り切りましたが、追走の小倉竜二(おぐら りゅうじ)が少し踏み遅れてしまいました。野本翔太(のもと しょうた)、佐々木則幸(ささき のりゆき)で回った高知勢は、飛び付きを狙いましたが飛び付くことができず、結果は原田が快勝、橋本、香川での結果でした。やはり総合力でも競輪同様に徳島県は強いですね。 最後に、この大会に参加していました地元徳島の109期生 島川将貴が12日~14日の富山FⅡ戦、太田竜馬が18日~20日の別府FⅠ戦で、それぞれS級特別昇班を賭けてのレースが待っています。両選手共達成なら凄い記録となりそうで「将来が楽しみです」。そして頑張れ高知の選手達。