くっさんの切磋琢磨 ~高知競輪アナウンサーブログ~

2019年01月30日 (水)

S1候補生

 気が付けば、三谷竜生の「グランプリ」制覇からはや一ヶ月が過ぎようとしている2019年。今年は全国的に「インフルエンザ」が大流行しています。どうぞ手洗いやうがい等を行い予防に努めましょう!
 さて、今年1月の記念競輪は4場所開催され、最初の立川は中部の3番手から強襲の「清水裕友」が優勝で昨年からの好調をキープ。続く和歌山は、三谷を封じた小川真太郎の番手から「池田憲昭」が嬉しい記念初優勝。続く大宮は、最終的に平原康多に乗る形で「神山拓弥」が逆転Vを決め、松阪はSS班「村上博幸」が見事な完全優勝を決めました。やっぱりS級上位の選手はバンクの長さ、短さは関係なく直線に入ってからの回転力はさすがと思われるスピードが有ると改めて感じました。この後は高松記念を挟んで今年最初のG1「別府・全日本選抜」が開催されます。どんなドラマが待っているのか今から楽しみです。
 少し先の話題になりますが、3月7日(木)~10日(日)まで松山記念が開催されます。その最終日の9レースで「ルーキーチャンピオン戦」が開催されます。年々レベルアップする新人達。今年は「113期生」の激突で、昨年7月デビューですがチャレンジ戦9連勝は勿論ですが、既にA級戦9連勝達成が1月末現在で4人もS級2班にランクされております。107期生辺りから強い選手がいるなーと思っておりましたが、この113期生は正に「ハイレベル」となりそうで全員が先行・捲りの機動力型ばかり!当然叩き合いは必死と考えられます。「森田優弥・もりた ゆうや(埼玉)」、「松井宏佑・まつい こうすけ(神奈川)」、「河合佑弥・かわい ゆうや(東京)、「宮本隼輔・みやもと しゅんすけ(山口)」のS級昇班者が下馬評では人気を集めそうですが、その他の選手にも十分チャンスが有るだけに、し烈を極めるレースとなりそうです。
 そんな彼らは間違いなく未来の「S1候補生」です。