くっさんの切磋琢磨 ~高知競輪アナウンサーブログ~

2018年12月27日 (木)

頂上決戦

 今年も早いもので残りあとわずかとなってきました。今年は全国各地で自然災害が多く見られ、正に「災い」の年となってしまいました。四国では愛媛県西部を中心に大きな水害が起き、今でも爪跡(つめあと)を残している状況が見られる地域が沢山あります。我が高知県では何と言っても高速道路の県境付近の山が崩落して片側のトンネル付近が完全に道路を妨げて遮断される事態となりましたが、幸いな事に片側車線は助かり対面で通行出来る状況です。復旧にはしばらく時間を要しそうですが、全面開通を待つばかりです。実はあの時僕はプライベートで小松島記念に行く予定をしていましたが、今まで見たことの無い大量の大雨で高速に乗る前にあきらめてしまいました。結果は正直良かったかも知れません。あれからもう半年が経ちましたが、改めて被災地の方々にお見舞い申し上げます。
さて競輪界は30日「競輪グランプリ」が初めて静岡競輪場での開催が予定されております。年末の寒波が心配されますが、温暖な静岡なら大丈夫でしょう。ここからは僕独自の予想を立てたいと思います。既に枠順も発表されております。
 まず「ガ-ルズグランプリ」は実績考えれば「児玉碧衣」が最右翼で今年はいわき平でビッグ初優勝、11月小倉グランプリトライアルで何れも捲りで優勝と安定感は抜群で、昨年覇者石井寛子(東京)や石井貴子(千葉)を加えた3人を主軸に1、3、4のボックス本線にデビュー1年半での出場を決めた梅川風子、鈴木美教を2着にはさむ134-2-134と134-6-134を穴目で押さえます。
 続いて「ヤンググランプリ」今年最大の注目株「山崎賢人」が人気を集めそうですが、直前の佐世保記念の落車気になります。そこで近況好調な太田竜馬のパワ-に期待して同県島川将貴に竹内翼の109期組みに山崎を加えた5-349-349を狙います。押さえは太田の2着349-5-349なら好配当かな?
 最後にいよいよ「グランプリ」です。既に各選手のコメントが発表されており一番長い近畿勢脇本雄太-三谷竜生-村上義弘-村上博幸がラインの厚みで人気を集めそうです。関東は今年も平原康多-武田豊樹の連携ですが、昨年の覇者浅井康太や久し振りの実践新田祐大に逆転出場の清水裕友が単騎のコメントで、何れも動けるだけに切り込んできそうです。その展開を考えると脇本、平原の頭が魅力で脇本の3-2467-2467と平原の7-2346-2346かな。押さえが2467-3と2346-7の2車単で余裕のある方は3連単まで伸ばしても良いでしょう。
 皆様の幸運をお祈りいたしております。
 今年一年のご愛顧ありがとうございました。
 来年もよろしくお願いいたします。

 ○ガ-ルズグランプリ
  1・3・4BOX、134-2-134、134-6-134
 ○ヤンググランプリ
  5-349-349、349-5-349
 ○グランプリ
  3-2467-2467、7-2346-2346
  2467-3、2346-7