くっさんの切磋琢磨 ~高知競輪アナウンサーブログ~

2018年02月25日 (日)

春は近い

 先週の15日ぐらいから南国土佐もやっと気温が少しずつ上昇傾向を見せ始めそろそろ「春は近い」と感じ取れる様になってきましたが、まだまだ予報では寒い日が残ると伝えられていました。今年は本当に全国的に寒い日が続き、「インフルエンザ」も大流行しました。でも今度は暖かくなると僕も苦手な「花粉症」の時期がやってまいりますので、どうか体調管理には十分お気を付けください。
 さて、だいぶ先の話にはなりますが、高知競輪場では9月14日(金)~17日(月)までの4日間「第34回共同通信社杯・GⅡ」の開催が決定しておりますSS級のトップクラスの出場は勿論ですが、選考基準の中に各地のFⅠ戦の優勝選手が出場出来る措置が有ります。そんな中先月の24日~26日の高松FⅠ戦で「佐々木則幸」選手が久し振りの優勝を決めました。レースは上手く3番手の位置を占めた徳島・久米康平選手の捲りに乗ってゴール前1/8輪交わして優勝を飾り、感謝・感謝の感無量と他の方からの情報を頂きました。まだ分かりませんが佐々木選手が正式に出場出来る様になれば地元選手も随分と盛り上がってくると思いますので是非実現してもらいたいものです。
 そんな中で先日の21日の松阪FⅡ戦で「坂田 章(さかた しょう)・93期」選手が優勝を飾りました。昨年後半には初めてのS級の競走も経験しまして、10月の玉野ではS級初勝利続く11月の岸和田FⅠ初日は2着に入線して2車単で227,500円3連単では何と1,473,680円と超高配当の立役者の経験で記憶の有る方もいらっしゃると思います。彼は追い込み一本のスタイルですが、単なるマーク選手では無く自分で好位置を切り開いて勝負するタイプです。その松阪は岡山の紀井孝之選手の番手回りの抜け出しVでしたが、道中は別ラインの捲ってきた選手を捌いて車体故障を発生して審議対象となりましたが、結果はセーフでこちらも久し振りの優勝を決める形となりました。よく追い込み選手は余りそのレースで1番人気にはならない様ですが彼が1着を決めると大体が好配当になります。特に長い直線のバンクではその真価を発揮する場面が多く見られそうです。3月は大宮、岐阜、高知に配分されていますので追っかけて見ても面白いのではないでしょうか。是非挑戦してみては如何でしょうか?