くっさんの切磋琢磨　～高知競輪アナウンサーブログ～

2016年09月23日 (金)

泣かせるぜ

先日９月１９日に終了した「第３２回共同通信社杯」ＧⅡ戦が富山競輪場で開催されました。結果は３３３バンクの残り２周半前から主導権を取った「竹内雄作・岐阜・９９期生」が後続のアクシデントもありましたが、見事に逃げ切りビッグレース初制覇を飾りました。浅井康太（失格）の好アシストで平原康多の落車やそのアオリで新田祐大も捲くれずの勝負所でしたが、堂々の押し切り勝ちは今後の彼に取っては大きな収穫となったハズで、これからはＧⅠのタイトルも当然狙って欲しいものです。尚２、３着には昨年の共同通信社杯の覇者神山雄一郎が２着、ＳＳ班園田匠が３着で好配当となりました。
　さて、優勝した竹内選手のインタビューがなかなか良かったのですが、師匠でもある「山口富生」選手の実兄の山口幸二さんが素晴らしい質問で、竹内選手が涙の応対となってしまいました。その時、私がふと思い浮かんだ歌がありました。年配の方ならご存知ですが昭和の名俳優、名歌手「石原裕次郎さん」の歌詞の中で「あ～あ俺を泣かせるぜ」の言葉がピッタリ当てはまりました。それにしても最近の「ヤマコウ」さんは、選手をインタビューで泣かせてしまいますねー。でも見ている側からは凄く感動します。
　さて、竹内選手はこの優勝で一気に賞金がアップして現在、第７位にランクされました。この後の寬仁親王牌や競輪祭で好成績を残すと初めての「グランプリ」出場も可能となって来ます。でも、その前にまだ取っていないＧⅢ記念も決めるのが先決かも知れませんね。期待しております。
　さて、話題は変わりますが高知競輪場では１０月２日（日）のお昼１２時から「サイクルフェスタｉｎ高知２０１６秋」が場内バンクで実施されます。当日はバンク体験走行、５００ｍタイムトライアル（事前申込必要）など色々と予定しており、プレゼントもご用意しておりますので、ご来場をお待ちしております。尚、申込期限の方は９月２５日（日）までとなっていますので、参加されたい方はお早めにお願い致します。
　また、１０月１９日から２１日までは、全国初めての「ＦⅠ・モーニング競輪」が開催されます。Ｓ級、Ａ級共に良いメンバーが出場予定となっており、ＰＲとして「高知競輪のホームページ」では地元高知の山原さくら選手ら豪華なメンバーの「目覚ましボイス」を無料ダウンロードできるコーナーがありますので、是非ご利用いただきたいと思います。このコーナーもひょっとしたら皆様に「泣かせるぜ」になるのかなぁ？