くっさんの切磋琢磨 ~高知競輪アナウンサーブログ~

2016年01月28日 (木)

頑張れ四国勢

今年最初の四国での記念開催「開設65周年記念玉藻(たまも)杯争覇戦GⅢ」が高松競輪場で1月30日(土)~2月2日(火)までの4日間開催されます。今回はその展望と推奨選手などを書いてみたいと思います。車券の参考になれば幸いです。  平原康多選手(以下敬称略)は、残念ながら欠場となりましたが、昨年末のグランプリの栄冠を勝ち取った浅井康太を筆頭に、実力者 村上義弘、初のタイトルホルダー 園田匠のSS班3名に、復活した深谷知広、四国期待の原田研太朗などが今回の優勝候補に挙げられそうです。これに迫りそうなのが、共に追加で入った石井秀治、山田英明、破壊力や小松崎大地のパワー駆けに、岩本俊介の回転力も魅力一杯です。又、今回は地元四国もラインの厚みがあり、池田憲昭、香川雄介が阿竹智史、大西祐と好連携を見せて上位進出を狙って行きそうです。S2班からは一、二次予選で人気になりそうな広島・A級ファイナルを制した畑段嵐士や暮れの京王閣ヤンググランプリを制覇した野口大誠などが注目されそうです。  さて、今回の私の推奨はちょっと骨っぽい選手を穴目で選んでみました。まず一人目は坂本貴史です。小倉エボリューション完全Vを飾っての参戦で、近況はなかなかの好調さです。二人目は、最近は番手を回るケースが増えて来ましたが、目下FⅠ戦では4場所連続決勝進出中の小埜正義の自在脚です。三人目は常時競走得点上位の南修二で、年頭の地元岸和田での自力捲くりは好気配の動きでした。四人目は、2班降格ながら奮起をみせている坂本亮馬のスピードで、昨年末はFⅠ戦2度の優勝と復調ムードです。最後に五人目は、96期生では深谷を制して在校1位に輝いた西村光太が、ようやく真価を発揮しており要注意です。以上、私が推奨する選手達です。もちろん、地元四国勢の好走も必至だけに、好配当を提供しそうな予感がします。又、最終日9レースには、オリンピックの種目にもなっている「ケイリン・エボリューション」も実施されます。このレースには、高知から篠原龍馬がエントリーされており、記念の方では掛水泰範、赤松秀展らが高知から出場予定です。  豪華なメンバーが揃った高松記念(欠場があればご容赦下さい)、讃岐路での熱い闘いに「頑張れ四国勢」と視線を注ぎたいと思います。